.NET Core 2.1 が正式リリースされたみたいですね。
内部的にかなりパフォーマンス改善してるとか、
.NET Global Toolsが使えるとか、
SourceLinkに対応したらしいとかいろいろありますが。
C# 的に直接的に関わってくるのはSpan<T>
構造体のリリースでしょうか。
C# 7.2で、Span<T>
がらみの言語機能がいろいろ入っているんですが、
肝心のSpan<T>
自体がプレビュー状態でした。
(.NET の基本ライブラリ自体がC#で書かれてる部分が多いので、
先に言語機能が入ってくれないとSpan<T>
周りの最適化がやりにくいので。)
それが今日、正式リリースとなりました。
Span<T>
構造体は以下の環境で使えます。
- .NET Core 2.1 では標準で使える
-
System.Memory パッケージ を参照すれば、古い .NET ランタイム上でも使える
- .NET Standard 1.1、.NET Framework 4.5とかにも対応
- .NET Core 2.1 上で実行すると特にパフォーマンスがいい(fast Span)